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北辰の文字を冠したるは、元来千葉家先祖七代目千葉之介常胤の剣法北辰流にして其法衆妙の理有、其の妙用北辰の徳に斉、北辰は北極星にして、天地の正中に位し南極に対し天地を運転するの枢なり。「子曰く、為政以徳。譬如北辰居其所衆星共之、君の位にして不動、無為にして、能く衆生を臣として使ふ。即ち太極の体用なり。至簡至静にして、能く衆を服するの理、是亦意味深長、容易説尽し難く。此剣法当家に伝わりたるを一刀流と合法して、北辰一刀流と号たるなり。倍神妙と云べし。流とは、其元祖の法脈、宗など、或は門末、門葉など云事にて、末と至事にて、末と至事なり。別に意味有に非ず。俗にながれと云うなり、者流の流と心得べし。 |
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大正十四年生まれ。幼少の頃より父國胤に剣道の手ほどきを受け、十六才で予科練航空隊に志願入隊。戦後、大阪にて印刷業を起業し、昭和四十五年大阪府豊中市に千葉道場開設。昭和五十一年「孤剣の旅」と称して剣道精神を伝える為、五十歳で渡米。カリフォルニア州フレズノ及び、テキサス州ヒューストンに道場を開設。元米国・中部カリフォルニア剣道連盟総師範、
元カリフォルニア州立フレズノ大学教授。
平成四年 没。 |
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明治四十年生まれ。小樽の玄武館道場にて修業。玄武館第三世野田和三郎祐之(旧姓 小林四郎祐之)の直弟子で、小林誠二郎定之の養子となり第四世を継承。小樽中学校剣道教師を経て、昭和四十六年北辰館千葉道場師範。
昭和六十三年 没。 |
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